MCPとCLI、LLMが知らないツールはMCP使うと良い
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まとめ
- LLMが知っているCLI(git、ls、curl等)は直接実行で効率的、MCPでラップする必要なし
- LLMが知らないツール(自前開発のcli、社内API等)はMCPでschemaやpromptを定義できるので間違いを減らせる
- よく知られたCLIの最新機能(例:npm query)もLLMが知らない可能性があるのでMCP経由で確実に使える
- MCPはサービス提供者側がLLMの振る舞いをプログラマティックに制御できるのが革命的(セキュリティ制御、危険なコマンドのブロック等)
- MCPサーバーは状態を保持できる(DB接続の維持、セッション管理等)、CLIは基本的にステートレスで毎回起動
- MCPサーバーは起動したままなので高速、重いCLI(JVMベースなど)は毎回起動コストがかかる
- ただしコンテキストが肥大化するとMCPの存在を忘れたりと不安定なところもあり改善の余地はある